私子と略奪未遂経験のあるA子とA男と。6 ~私子、A子を警戒し始める⑤~
私子…当時32歳。
A男…24。私子の元彼。現A子の彼氏。
A子…元彼の2~3歳下?私とは面識はない。
みんな違う県に住んでいる。飛行機等を使わないと会えない。
私子、A男、A子はひとつの趣味のコミニティ繋がりだった。
ただ、私とA子の面識は無かった
違和感⑦
違和感⑥の時期からそんなに経っていない頃だったか。
A子のタイムラインが動いた。
A子はA男の住んでいる県に何人かで出張に行くという。
A子のツイートの内容は「出張先で泊まる宿の名前は○○って所なんだけど~~(以下宿名に絡めた話題)」というニュアンスだった。
スノーで顔を盛っているとはいえ公開アカウントで自撮りを載せているのに宿泊先名を載せるのは危機感なさすぎではないか?と感じた。
そこまでする意味…。
なんかあるだろ。
そして私子は即座にその宿泊先の名前をぐぐるのである。
すると私子は本当に驚いた。
宿泊先はA男の職場の近くだったからだ。
これはA男に対する匂わせだったのだろうか…。
怖い怖い怖い怖い。
計算だろ、これ。
私子はA子を要介護レベル警戒レベルを最上級のレベル5に引き上げた。
「こいつやべぇ認定」した。
「実はあのころからA男の事好きだったんだよ♡」とか言ったんだろうが
当時の彼女側の私子の気持ちからしたら「こいつやべぇ」である。
「ことごとくどこまでも私子の胸をかき乱す”女”」だなっと思っていた。
出張が何日かあったようだが、A子は誰かと観光地に行ったようだった。
観光地でA子がピンでうつっている写メをツイートしていた。
それさえも私子は疑った。もしやA男と行ったのか?と
(その観光地写真のツイートは朝だった。
私子がA男に朝「おはよう」とLINEしたが既読無視されていたため疑った)
あとA子を含む出張仲間でどこかのダーツバー(?)に行った写メがストーリーに上がっていた。
A子たち + 若い男の子が写っていた。
黒いニット帽をかぶっている男の子だった。
少しA男に似ていたので一応写メを撮っておいた。
SNOWフィルターがかかると全然分からない。SNOW嫌い。)
もうこの頃には私子はA子のことを考えまくって精神的に追い詰められていた。
病気だった。
ネットで「略奪女 特徴」とキーワードを入力して検索したり、
(結構当たっていた。自撮りをよくSNSに上げているって書いてあったがその辺りとか。構って気質だとか。)
何かにつけA子を疑っていたし、
何気なくA男がインスタにのっけた写真でさえ、それはA子に向けて(関連させて)の匂わせなのか?と感じた。
実際に私子はA男がインスタに投稿した写メ対し、妄想(?)の内容を私子はA男に問うた。
私子はA男に呆れられ、A男がポストしたインスタに載せた写メの意味の説明がなされた。
私子とA男が付き合う前、接近してから急に私の生まれ年に関するあるジャケットの写メをA男はツイートしたことがある。
会社の人に彼女かと問われたやら、
某所の花の花言葉をツイートしだしたり、
私子がびじゅチューンの動画URLツイートをしたあと、A男はびじゅチューンシリーズの動画をかぶせてきたり、
私子の「来世で結婚」的なニュアンスのツイートに対し、時間差で似たようなツイートしていたり、(赤文字は5/21追記)
私の名前が入った曲名を載せていたり、様子がおかしい感じがした。
A男も匂わせをする類だと思っていたため妄想がもくもく出てきた。
が、その時は「私なんて…好かれる女じゃない…」モードだったのでA男事など特に何も思っていなかったし、勘違いだと思っていた。
また、私子の心内は別の方向にも疑念の気持ちが芽生え始めていた。
とっても悪い方向へ。
あたしはイレギュラー 内側に咲いた自尊心
泣きたく成るから後ろ向きで行こう?
さあ 無邪気な言葉は臆病に世界を彩って
向かい側に飛び込む理由を描いていった
A男にとって初めての相手は私子だったので、
「きっとA男は若い方がいいんだ。もっと別の人も経験してみたいんだ。
A子と比べたら私の体は…年齢は…。」
「前に新入社員でかわいい子が入ってくるってツイートしていたしな…。私は…。」
私子とA男の食べ物の趣味は合わなかった気がしたので「やっぱ私じゃだめかも…」等とのたまい、謎の恐怖心が湧き出ていた。
父の不倫相手も母より年下だった。
クズ男と付き合っていたころは出会い系まがいのアプリをしていたし。
私子は錯乱して色んな事を混合して、混乱していたように思う。
正常な脳に麻酔銃
そんな時は私子は
"今ちゃんと好いてくれているじゃないか。
以前の職場の先輩が8つ下の旦那さん、
営業の人が6つ上のお嫁さんと結婚したし、
もしかして自分も"とそう思いながらその時は堪えていた。)
ゆれないで ゆれないで あたしのこの気持ち
ただもう妄想なのか本当なのか分からなくなってきた状態だった。
疑うのことが苦しすぎて調べたら、根拠なくパートナーを疑う症状をオセロ症候群と精神的なご病気がヒットした。
今は調べると"なんでも"出てくる時代だ。
便利になったものだ。
当時を冷静に振り返るとA男と付き合う前のクズ男のダメージを引きずったまま付き合ってしまったがために、まだ精神状態が回復していなかったように思う。
クズ男との付き合いでのダメージで自己肯定感&自信がかなり下がり、
それらが低いままA男と付き合った為その糞みたいな症状になったんだろう。
もともと私子は自信があるタイプでもなかった。
クズ男だけではなくて中3の思春期真っ只中に初めて胸が痛いといえる恋愛をして、
その恋愛からして出鼻をくじいている。
それがずっと尾を引いていたのかもしれないと今なら思える。
A男と付き合った時も自己肯定感の低さ&自信が下がっているなと後から思い返せば兆候はあった。
俗にいわれる蛙化現象だ。私子は付き合いはじめはその状態に陥っていた。
蛙化現象も己の自己肯定感、自信の低さが原因のようだった。
「こんな私を好きだなんて、この人どうかしているんじゃないか?」という気持ちだった。(それが蛙化現象)
ただ私子とA男が別れてから約2ヶ月後にA子とA男は付き合ったらしいので、
今となってはオセロ症候群だったのか女の勘だったのかは分からない。
私の願いは今日から稲作中心
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